独学でプログラミングを始める人におすすめの言語

独学でプログラミングを始める人におすすめの言語

「作りたいものが明確になっている」「転職したい会社でメイン言語が指定されている」という方は退場してください。おそらくこの記事は役に立ちません。
「何から手を付けていいか全くわからないけど、プログラミングを始めてみたい!」「全くの異業種からプログラマーにジョブチェンジしたい!」という方が対象です。

この記事では、漠然とプログラミングできるようなりたいという初心者の方が、何から手を付ければいいのか?についての僕の意見を紹介しています。独学でプログラミングを学び、仕事にしてきた経験からお伝えしますので、何かしら参考にできる部分もあるかと思います。ご自分の状況に当てはめつつ良い選択をするための判断材料にしてください。

 

独学でプログラミングを始める人におすすめの言語

ずばり、PHPです。

なぜ、PHPをオススメするのかにもちゃんと理由があります。

その理由とは、
・需要が大きい
・情報量が多い
・使い勝手が良い

の3つです。

それぞれの理由を詳しくみてみましょう。

 

需要が大きい

まず一番初めに上げられる理由は、「多く使われているから」というものです。プログラミング言語を学ぶことが好きな方やこだわりの強い技術者の方はPHPに対して「プログラミング言語の設計が美しくない」とか「気持ちよく書けない」という意見を持っていることが多いです。そういいたくなる気持ちは僕もわかります。

しかし、実際の現場では裏で動いているプログラミング言語がなんだろうと、満足のいく実行速度で欲しい結果が得られていたら問題ないわけです。「PHPで作られてるからこのシステムを使う気になれない」というユーザーはほぼ皆無だと思います。

具体例を挙げると、世界中のWEBサイトはほとんどWordPress(ワードプレス)で構築されています。日本国内の自社ECサイトはほとんどEC-CUBE(イーシーキューブ)で構築されています。WordPressもEC-CUBEもPHPで出来ています。

この実例から考えてもPHPはWEB系プログラミング言語の最大公約数と言っても過言ではありません。

 

情報量が多い

使っているユーザーが多いという事は、それだけ情報量が多いと言えます。PHPを書いていてわからないことが出てきたときに、グーグルで検索すると同じ問題に対処した先人の記録が見つかります。

PHPは広く使われるようになってからの歴史も長いので、検索した時に出てくる情報が古かったり間違っているというケースもあります。そのあたりは注意深く内容を読み込んだり、実際に手元でテストをしたりしながら正解に近づいていく必要はありますが、「何をすればいいかわからない」状態になることは少ないです。

使っているユーザーが多いということは、困った時に気軽に質問できる人が多いということも意味しています。つまづいたときはteratail(テラテイル)のようなQ&Aサイトを利用しましょう。自分が、どんな環境で、何をやろうとしてて、どんなエラーが出て、対策として何をやったのか、を詳細に質問すればたいていの場合は回答を得られます。

 

使い勝手が良い

PHPは使うユーザー数が多いので、環境を整える上でも優位に立っています。プログラミング初心者や小規模のWEBシステムを運営するユーザーが利用する環境は予算の都合上レンタルサーバーになります。エックスサーバーやさくらインターネットなどレンタルサーバー会社は多くありますが、そのほとんどでPHPはすぐに使えます。

FTPソフトという手元のPCとサーバーをつなぐソフトを使って、サーバーにPHPファイルをアップロードするだけで実行できます。この記事を書いている2020年1月現在、最も勢いのあるプログラミング言語はPython(パイソン)です。本屋に行ってもPythonのコーナーが拾い面積を占めているので、その勢いをうかがえます。Pythonはシンプルに書けて高機能なので僕も好きですが、初心者におすすめしない理由が「レンタルサーバーの対応が十分ではない」という点です。

手元のPCで作りたいものが完成した後に、レンタルサーバーにアップしてすぐに動作確認ができないというのは初心者にとっては苦痛です。本質的なことを言うと、VPSなどを利用してLinuxサーバーの構築から始めれば、PythonだろうがRubyだろうがJavaだろうがなんだって実行できる環境が手に入ります。しかし、学ぶべきことが一気に増えていきます。初心者がそんなことまでやろうとすると挫折するのが関の山です。

すぐにレンタルサーバーにアップして実行確認できるPHPが圧倒的におすすめです。

 

 

PHPと一緒に学んでおくべきこと

独学でプログラミングを始める人におすすめの言語

PHPだけを学んでも作りたいものを実現できません。合わせて以下の4つのものを学ぶと学習効果が高く、現場で戦える武器を一通り揃えたといえます。

HTML

PHPで作ったものをブラウザで表示するために必要になります。タグで囲むだけなので、よく使うタグについて一度覚えてしまえば簡単です。

CSS

HTMLの装飾部分を任されているのがCSSです。基本的な書き方を身に着けた後に、Flexboxの使い方とレスポンシブ対応ができるようになれば十分です。

Javascript

HTMLに動的なアクションを付加するために使います。ページのトップまで戻る動きや、画像の読み込みを後回しにして表示速度アップさせるといったことができます。jQueryを使うのがおすすめです。

MySQL

データを保管しておく倉庫のような役割を果たすデータベースです。WordPressやEC-CUBEでも利用されています。WEBアプリケーションを作るときに必ずと言っていいほど必要になってきます。基本的なSQL文の書き方とN+1問題の回避の仕方を学んでおきましょう。

 

 

PHPは本当に使えるのか?

PHPについてネットで調べると「PHPプログラマーは質が低い」「PHPは実行速度が遅いから使えない」といったマイナスの意見もよく目にします。しかし、どれもなんとなくの印象で発信されている内容のものばかりだと見受けられます。

個人や中小企業が展開する規模のWEBサービスやブログであれば、PHPで十分に満足できるパフォーマンスを出すことができます。プログラミング言語の優劣を論じている暇があったら、PHPを使って目の前の課題を解決することに時間を使った方が有意義です。

 

 

PHP初心者におすすめの入門本

独学でプログラミングを学んで、業務用WEBアプリを作れるようになった僕がおすすめする入門本をまとめました。「プログラミングを学びたい」という後輩のために、結構真剣に悩んで選んだ本ばかりなので、そのまま取り組んでも効果あると思います。チェックしてみてください。

独学でプログラミングを身に着けた僕がおすすめするPHP入門書5選~PHPを本で学ぶならこの順番で

独学でプログラミングを身に着けた僕がおすすめするPHP入門書5選~PHPを本で学ぶならこの順番で

 

 

まとめ

ここまで「とりあえずPHPを使えるようにしましょう」ということを伝えてきました。一通りPHPが問題なく使えるようになったら、他のプログラミング言語にチャレンジしてみるのもおすすめです。プログラミングで実現できることの幅が広がりますし、PHPを書く時により効率的に書けるようになるという副次的な効果も期待できるからです。

プログラミング言語は、あくまでもビジネス課題解決のためのツールです。うまく活用して世の中をもっと便利にしていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください