こんにちは。かみおか日記、運営者の「上岡」です。
佐賀県の高島にある「宝当神社」といえば、その名の通り宝くじ当選のご利益で全国的に有名なスポットですよね。私も「次こそは高額当選を!」と意気込んで参拝を計画したのですが、最初にぶつかった壁が島へのアクセス方法でした。離島にあるため、どうしても「船」を利用しなければなりません。しかし、調べてみると「定期船の本数が意外と少ない」「海上タクシーって予約なしで乗れるの?」「ペットは連れて行ける?」など、細かい疑問が次々と湧いてきて不安になったのを覚えています。特に、帰りの船の時間を間違えると、次の便まで何時間も待つことになりかねません。そこで今回は、私が実際に現地で調べた情報をもとに、宝当神社への船の時刻表や乗り場、駐車場情報などを詳しくまとめてみました。
- 定期船「ニューたかしま」と海上タクシーの時刻表・料金の違い
- 唐津城下の船乗り場へのアクセスと近隣駐車場の詳細
- 愛犬と一緒に船に乗る場合のルールと注意点
- 参拝や観光にかかる所要時間とスムーズなスケジュールの組み方
宝当神社の船の時刻表と主な移動手段
宝当神社がある高島へ渡るには、唐津城のすぐ近くにある桟橋から船に乗る必要があります。ここから利用できる移動手段は大きく分けて2つ。「定期船」と「海上タクシー」です。それぞれの特徴や時刻表をしっかり把握して、自分のプランに合った方法を選びましょう。
定期船ニューたかしまの運賃
まず最初にご紹介するのは、市営に近い形で運行されている定期船「ニューたかしま」です。この船の最大の魅力は、なんといっても運賃の安さです。片道200円台で島へ渡れるので、交通費を抑えたい方には第一の選択肢になりますね。
また、船体が比較的大きいため波の影響を受けにくく、揺れが少ないのも特徴です。船酔いが心配な方や、小さなお子様連れの方でも安心して乗船できるかなと思います。
定期船の時刻表と運賃詳細
定期船は1日に運行する便数が決まっています。1本逃してしまうと次の便まで時間が空いてしまうので、以下の時刻表を事前にチェックしておいてください。
定期船「ニューたかしま」基本データ
- 運賃(片道): 大人220円 / 小人110円
- 支払い方法: 船内の券売機、または係員へ直接支払い
- 所要時間: 片道約10分
時刻表は以下の通りです。特に帰りの便(高島発)の時間は、島に到着した時点でもう一度確認しておくと安心ですよ。
| 便 | 唐津発(行き) | 高島発(帰り) |
|---|---|---|
| 第1便 | 07:50 | 07:00 |
| 第2便 | 10:00 | 09:00 |
| 第3便 | 11:40 | 10:45 |
| 第4便 | 14:10 | 13:20 |
| 第5便 | 16:00 | 15:00 |
| 第6便 | 17:00(夏期のみ) | 16:30(夏期のみ) |
※第6便は、季節(夏期)や曜日(金・土・日・祝など)によって運行状況が変わります。夕方に利用予定の方は、必ず当日に現地の看板や窓口で確認してください。
海上タクシーの料金と特徴

「定期船の時間に間に合わなかった!」「もっと自分のペースで移動したい」という時に頼りになるのが、海上タクシーです。こちらは地元の民間事業者(吉栄丸、ニューやすえ丸、あすか等)が運行している小型船になります。
海上タクシーの大きなメリットは、決まった時刻表がないという点です。基本的にお客さんが集まり次第出発するスタイルですし、船着き場に船がいなくても電話で呼び出せばすぐに来てくれます。
海上タクシーの基本データ
- 運賃(片道): 大人500円~600円程度 / 小人250円~300円程度 (※事業者によって数十円の差がある場合があります)
- 運行スタイル: 随時運行(人数が集まり次第、または呼び出し)
- 特徴: 待ち時間が少なく、柔軟に移動できる
料金は定期船の倍以上かかってしまいますが、時間を有効に使いたい場合や、定期船の混雑を避けたい場合には非常に便利です。小型船ならではのエンジンの振動や波の揺れをダイレクトに感じるので、ちょっとしたアトラクション感覚で楽しむのもアリですね。
船の予約は基本的に不要
旅行の計画を立てていると、「船の予約はしなくていいのかな?満席だったらどうしよう」と不安になることもありますよね。
結論からお伝えすると、定期船も海上タクシーも、個人の旅行であれば事前の予約は不要です。現地に到着した人から順番に乗船する「先着順」のシステムが採用されています。
定期船には定員がありますが、もし満員で乗れなかったとしても、すぐ横で海上タクシーが待機していることがほとんどです。逆に海上タクシーはピストン輸送で次々と往復してくれるので、「島に渡れない」ということはまずありません。
10名以上の団体の場合 会社の慰安旅行やサークル活動など、10名以上の団体で利用される場合は、事前に各船会社へ連絡を入れておくのがマナーです。スムーズな乗船のためにも、一本電話を入れておきましょう。
船乗り場へのアクセスと駐車場

船乗り場は、唐津城の石垣のすぐ下、「宝当桟橋(宝当連絡船乗り場)」という場所にあります。ナビを設定する際は「唐津城」を目印にすると分かりやすいでしょう。対岸に「宝當」と書かれた大きな看板や待合所が見えるはずです。
車で訪れる方にとって一番気になるのが駐車場ですよね。最も利用しやすく、乗り場にも近いのが「東城内駐車場(唐津城駐車場)」です。
東城内駐車場(有料)の情報
- 場所: 佐賀県唐津市東城内(船乗り場まで徒歩2~3分)
- 料金体系:
- 最初の1時間以内:100円
- 以降1時間ごと:100円
- 収容台数: 約170台
この駐車場は料金も良心的で、広さも十分あります。ただし、ゴールデンウィークや唐津くんちの時期などは満車になることもあるので、周辺のコインパーキングも視野に入れておくと安心です。
悪天候時の欠航確認方法
船での移動で最も懸念されるのが「天候による欠航」です。海の上を移動するため、雨が降っているかどうかよりも、「風の強さ」と「波の高さ」が運行可否の決め手になります。
多少の雨なら船は出ますが、台風接近時や強風注意報が発令されている時は欠航になる可能性が高いです。せっかく唐津まで来たのに船が出ない…なんてことにならないよう、怪しい天気予報の時は事前に確認しましょう。
運行状況の確認方法 唐津汽船や各海上タクシー事業者の公式SNS、または電話での問い合わせが確実です。また、気象庁が発表する海の予報も参考になります。
(出典:気象庁『気象庁 防災情報』)
宝当神社の船の時刻表と参拝の注意点
ここからは、実際に島に渡ってからの行動スケジュールや、知っておくと役立つ注意点について深掘りしていきます。「宝当神社 船 時刻表」をうまく使いこなして、ストレスのない参拝を楽しみましょう。
参拝にかかる所要時間の目安

帰りの船の時間を決めるためにも、島での滞在時間をどれくらい見ておけば良いか把握しておきたいですよね。私の実体験から言うと、所要時間は1時間から1時間半程度を見ておけば十分満喫できます。
高島は徒歩で回れる小さな島です。一般的なコースとしては以下のような流れになります。

- 桟橋に到着(徒歩5分で神社へ)
- 宝当神社にて参拝・祈願
- 「宝当乃館」などで宝くじや開運グッズを購入
- 島内の路地を散策したり、名物の猫と触れ合ったりする
- 桟橋に戻って帰りの船を待つ

例えば、10:00唐津発の定期船に乗れば10:10に到着。そこからゆっくり参拝とお買い物をして、11:40高島発の定期船で帰る、というのが非常にスムーズなモデルコースです。もし買い物が早く終わってしまっても、待合所で海を眺めながらのんびり過ごすのも悪くありませんよ。
ペットと船に乗る際の条件
「幸運を呼ぶ招き猫」がいるとも言われる高島には、愛犬と一緒に参拝したいという方も多く訪れます。しかし、船の種類によってペット同伴のルールが異なるので注意が必要です。
定期船の場合
定期船では、基本的にペットは「手荷物」扱いとなります。全身が入るケージやキャリーバッグに入っていれば乗船できる場合が多いですが、他のお客様が多い混雑時や、吠え癖がある場合などは乗船を断られることもあります。
海上タクシーの場合
ペット連れの方に断然おすすめなのは、海上タクシーです。こちらは比較的ルールが柔軟で、事業者によっては「デッキ席ならリードのみでOK」「抱っこでOK」としてくれる船もあります。
ペット連れのポイント 海上タクシーを利用する場合でも、船長さんによって対応が異なることがあります。乗船前に必ず「犬を連れていますが乗れますか?」と一言確認しましょう。マナーパンツを着用させるなどの配慮があると、よりスムーズに乗せてもらえますよ。
混雑時の待ち時間と対応
年末ジャンボ宝くじの発売期間中や、大型連休、一粒万倍日などの吉日は、宝当神社への参拝客で桟橋が大行列になることがあります。
定期船は一度に乗れる人数(定員)が決まっているため、列の後ろの方に並んでいると「満員ですので次の便をお待ちください」と言われてしまうことがあります。次の便まで2時間待ち…なんてことになったら大変ですよね。
そんな時は、迷わず海上タクシーに切り替える判断が重要です。繁忙期の海上タクシーは、数社の船がフル稼働でピストン輸送を行っているため、定期船を待つよりも圧倒的に早く島へ渡れます。「意地でも安い定期船で行く!」と粘るより、数百円プラスして時間を買う方が、結果的に満足度の高い旅になるはずです。
帰りの船を逃さないポイント
島に渡ると、開放的な雰囲気についつい時間を忘れてしまいがちです。特に注意したいのが、「宝当乃館(宝くじ売り場)」での待ち時間です。縁起の良い日にはレジに行列ができ、予想以上に時間がかかることがあります。
帰りの船を逃さないための鉄則は、「島に降り立ったら、まず帰りの船の時間を決定し、その10分前行動を心がけること」です。
もし万が一、定期船の最終便(通常16:00や17:00頃)を逃してしまった場合でも、海上タクシーがまだ営業していれば帰ることができます。しかし、日が暮れてお客さんがいなくなると海上タクシーも営業を終了してしまいます。「島に取り残された!」なんてことにならないよう、遅くとも夕方までには唐津に戻る計画を立てましょう。
宝当乃館の営業時間も季節によって変わることがあります。お目当てのグッズや宝くじがある場合は、到着後すぐに購入を済ませてから参拝や散策をするのがおすすめです。
宝当神社の船の時刻表の確認まとめ

今回は「宝当神社 船 時刻表」をメインテーマに、現地へのアクセス方法や注意点を詳しく解説しました。初めて行く場所は不安も多いかと思いますが、事前にこの情報を知っておけば安心して参拝できるはずです。
記事の要点まとめ
- コスト重視なら: 定期船「ニューたかしま」(片道220円)を利用
- 時間・自由度重視なら: 海上タクシー(片道500円~600円)を利用
- ペット同伴なら: ルールが柔軟な海上タクシーがおすすめ
- 予約について: どちらも基本不要(先着順)
- 天候注意: 強風や高波の日は欠航のリスクあり
定期船の時刻表をベースに計画を立てつつ、時間が合わなかったり混雑していたりする場合は、柔軟に海上タクシーを利用するのが賢い方法です。皆さんが無事に宝当神社へたどり着き、大きな福を授かることができるよう心から願っています!良いお参りを!
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の時刻表や運賃、運行状況については、必ず現地の掲示や公式サイト等で最終確認をお願いいたします。


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