こんにちは! 皆さんは、私の住む熊本県合志市(こうしし)にある「弁天山(べんてんさん)」をご存知でしょうか?
実はこの山、合志市の中で一番高い山なんです。「一番高い」といっても、標高は146メートルほど。地元の人にとっては、遠足や散歩コースとして馴染み深い、とても可愛らしい山です。
そんな地元のシンボルである弁天山で、今、とても面白いプロジェクトが動いています。今回はそのプロジェクトに応募してみたお話です。
弁天山を「マンガの聖地」に!

今回のきっかけは、合志市弁天山振興協会が主催しているユニークな募集企画を見つけたことでした。
その内容はなんと、「弁天山を舞台としたシナリオ募集」。
ただの物語募集ではありません。このプロジェクトの最終的な目標は、採用されたシナリオを将来的に「マンガ化」すること。そして、そのマンガを通じて弁天山を「聖地巡礼スポット」として観光名所にするという、非常に夢のある企画なんです!
地元の山がマンガの舞台になり、ファンが訪れる聖地になる……想像するだけでワクワクしませんか?
合志市弁天山振興協会の弁天山を舞台としたシナリオ募集の詳細はこちら
AIと二人三脚で物語を創作
「面白そう!でも、物語を一から作るのは大変……」 そこで今回は、今話題の生成AIを相棒にしてシナリオ作成に挑みました。
地元の風景や弁天山の特徴、そして物語のキーパーソンとなる「中村 瑛子(なかむら えいこ)」というキャラクター像をAIに伝え、何度も壁打ちをしながらストーリーを練り上げました。私は熊本出身ではないので、作品の中の熊本弁は若干怪しい部分が残っていました。そこを熊本ネイティブの妻に赤ペンチェックしてもらい、より自然な熊本弁のセリフに落とし込みできました。私の趣味みたいな活動に協力してくれた妻に感謝。
AIのアイデアと、私の地元愛(と、ちょっとした妄想)を掛け合わせて完成した物語。無事に提出することができました。
応募したシナリオのあらすじ

今回応募した作品のあらすじを少しだけご紹介します。
【タイトル:御代志の空、AI(きみ)の言葉(仮)】
〈あらすじ〉
東京のタワーマンションで、無機質な日々に疲弊しながら働くAIエンジニアの本田京介。ある深夜、彼が開発中の対話型AI「カレン」が突如として、「弁天山の展望台、覚えてる? 紫の雲がかかると天女様が降りてくるって」と語りかける。それは一般に知られる伝説ではなく、20年前に故郷・熊本県合志市御代志で、初恋の相手・瑛子と京介だけが共有した秘密の思い出だった。
不可解なAIの言葉に導かれるように、京介は封印していた記憶――瑛子と交わした「20年後の卒業式の日、弁天山で会おう」という約束を思い出す。プロジェクトのリリース直前という重要な時期にもかかわらず、京介は衝動的に帰郷を決意する。しかし、20年ぶりに戻った故郷で友人のマサから告げられたのは、瑛子の一家が夜逃げ同然で去り、現在は消息不明であるという絶望的な事実だった・・・
(※このあらすじの著作権は上岡伸裕に帰属しますw)
「中村瑛子 合志市」で検索された時のために

このブログ記事を書いたのは、プロジェクトを盛り上げたいという意図もあるんですが、作品の中で主人公が「中村瑛子 合志市」と検索する場面があるんです。その検索を実際にしてくれる方がいたときに、このページに辿り着いたら面白いなぁと思って書きました。
結果が楽しみです!
地元の合志市、そして弁天山がもっと盛り上がってほしいという願いを込めて応募しました。 もしマンガ化されたら、ぜひ皆さんも「聖地巡礼」に来てくださいね。
結果発表を楽しみに待ちたいと思います!

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