イマイチ婚活に身が入らない独身こじらせ貴族に捧げる!『結婚は、賭け。』

イマイチ婚活に身が入らない独身こじらせ貴族に捧げる!『結婚は、賭け。』読書
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2019年は重い腰をあげ、本格的に婚活を始めようと決めていた僕は、ネットサーフィンをしていて自然とこの本のタイトルに目が行った。

『結婚は、賭け。』という文字を眺めていると、ウダウダと考えすぎずスパーンと結婚までの道のりを進めそうな気がしてくる。結婚ってまぁまぁデカめのライフイベントなので、慎重に進めたい。でも、最後は賭けだからしょうがないよねーという前向きな諦めのような。

特に目立った障害が無いのに(←たぶん)、独身をこじらせている僕にとっては気休めでもいいから思い切りみたいなものが欲しかった。それがこの本を買った理由だ。

 

 

夫婦生活は十人十色

この本はタイトルに偽りなく、様々な夫婦の形が紹介されている。すべて著者の曽野さんが伝聞したことであるから、ノンフィクションといってもいいだろう。夫婦というものについて割とマジメに語られているんだけど、どこか滑稽でコントみたいな面白さがある。

一見うまくいってるようで、当人同士は不満たらたらの夫婦もあれば、身勝手な夫に振り回される妻、という風に世間から見えても当人同士は毎日が楽しい、なんて夫婦の形もある。一つひとつの逸話を読んでいると、「必ずしもうまくいくわけじゃないだろうけど、一つのアドベンチャーとして結婚ってアリかもなぁ」と思えてきた。

 

 

結婚生活、必ずしも金があれば幸せという訳じゃない

色々と面白い話が盛りだくさんなんだけど、中でも一番印象的だったのが「金のある方が結婚生活を破壊する力は強い」という言葉。お金に苦労した経験があれば、「お金はあるに越したことは無い」と思うのが普通だし、実際に健康な生活を成り立たせるお金くらいは持っておくべきだ。

ただ、有り余る金というのは結婚生活を狂わせるパワーを秘めている、ということがエピソードを交えて紹介されていた。もちろんお金持ってる人全ての結婚生活が破綻しているわけではないだろうが、なるほどなぁと納得できる部分が多かった。

良いことも悪いことも、そこそこに経験しつつ、最後は一緒に笑ってられるようなパートナーを見つけられれば婚活は成功したと言えそう。そんなゴールをイメージしつつ婚活に励むことにしました。

 

 

結婚は、賭け。 夫婦、この不思議な関係

イマイチ婚活に身が入らない独身こじらせ貴族に捧げる!『結婚は、賭け。』

 

>> この本の詳細はコチラ

 

単行本(ソフトカバー): 208ページ
出版社: PHP研究所; 新装復刊版 (2018/9/16)
言語: 日本語
ISBN-10: 4569841406
ISBN-13: 978-4569841403
発売日: 2018/9/16

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