『カエルの楽園』を読んだ感想

『カエルの楽園』を読んだ感想 読書
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以前から気になっていた『カエルの楽園』。問題作とも傑作とも言われて賛否両論になってたため、読書欲を掻き立てられていました。満を持して読んだので感想をまとめておきます。

 

テレビで報道されているニュースの歪みに気づけるようになる

ナパージュという日本に例えられた国に逃げ込んだアマガエルの視点から、日本の持つ問題点を炙り出してくれる内容になっていました。この本に書かれている内容を鵜呑みにして、メディア批判をする気にはなりません。が、テレビなり新聞なりが発信している情報に対しても、別の見方があるんじゃないかと疑いの目を持っておくことの重要性を教えられた気がします。

 

 

憲法9条の美しい精神と国防については切り離して考えるべき

カエルの楽園の作中では、ナパージュは最後まで憲法9条のようなものを守ることに固執して、ウシガエルに国を蹂躙されてしまいます。つい先日、北朝鮮から来た漁船が無人島の小屋に置いてあった家電などを全て持ち去ってしまったというニュースが流されました。ニュースでは「無断で島に入ってモノを盗むなんてどうかしてる」と眉をひそめる程度の報道のしかたでしたが、そんな悠長な対応で大丈夫なのか?と不安になります。

木製の頼りない船に揺られて来た、武装もせず、訓練も受けていない民間人が簡単に日本の島に上陸して盗みを働けるという事実。これってすごく重たいと思うんですよね。仮に良く訓練された軍隊が来たら、一瞬で制圧されてしまうんじゃないかと。そういう当たり前に持っておくべき危機感を、この本を読むことで持つことができるようになりました。

自分の国を守ろうとしない(憲法で守ることのできない)日本を、アメリカが命懸けで守ってくれるはずという道理はちょっと通らない気がします。米軍基地が各地にあってお金を払ってるんだから、アメリカは日本を守る義務がある、と思い込んでいても有事の際にどうなるかはわかりません。

平和が一番ですし、憲法9条の精神も好きですが、簡単に攻め込ませないような牽制力を持ち合わせておくことも必要だな、と考えるようになりました。

すごく読みやすい本なんですが、日本の現状を客観的に捉え直す視点を与えてくれる一冊でした。

 

 

カエルの楽園

『カエルの楽園』を読んだ感想

テレビや新聞の発信するニュースに踊らされるのではなく、バランスよく考えるための新しい枠組みを教えてもらえた気がします。

 

文庫: 288ページ
出版社: 新潮社 (2017/8/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4101201927
ISBN-13: 978-4101201924
発売日: 2017/8/27

 

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