『儲かる物理 ~人生を変える究極の思考力~』を読んだ感想

『儲かる物理 ~人生を変える究極の思考力~』を読んだ感想

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「儲かる」という枕詞が付くだけで、俄然物理に興味が湧いてしまう不思議

普段から物理のことなんて考えたことも無い私ですが、本屋で『儲かる物理』というタイトルを目にした瞬間グッと惹きつけられるものがありました。私の中で蠢くエコノミックアニマルの血が騒ぎだし、パラパラと何ページかめくってみて、気づけばレジで会計を済ませていました。

物理という科目は私の中では色褪せた印象というか、科学のベースなんだし大事なのもわかるけど実生活に役立ちそうもないモノクロの世界。学問のための学問。しかし、この本を読むとそんな考えが私の想像力不足に過ぎないということを思い知らされました。

エネルギー保存の法則を複式簿記で説明したり、金持ちがますます金持ちになる理由を数式とグラフで証明したり、社員が増えすぎると企業の業績が頭打ちになるというのを収穫逓減のグラフで示したり、とても色鮮やかな物理ワールドが広がっています。

 

予備校講師で飲食店経営者で不動産オーナーでギャンブラー

筆者は、物理を教えている予備校講師なので生徒の興味を惹きながら大切なことを教えるプロ。予備校教師ってシビアな世界で、人気が無いと講師契約打ち切りになりますし、人気だけじゃなくって志望校合格者輩出という結果も出さなきゃな仕事ですからね。私も浪人時代に予備校に行っていたので、講師ごとの人気の落差を目の当たりにしてただけに「大変なお仕事だなぁ」と思った記憶があります。

筆者の面白い所は、予備校で物理を教えている先生というだけでなく、銀座で飲食店を経営してみたり、不動産投資に手を広げてみたり、本場ラスベガスのカジノに乗り込んで得意の計算で勝率を上げられないか試行錯誤してみたり、実践力が半端ないところです。教室を飛び出してビジネスの現場や実社会で物理的思考をいかに使ってきたか、という観点からも楽しめる読み物です。

私が個人的にメモしておこうと思ったのは2点。124ページで紹介されていたブラックジャックでの勝率を上げるベーシックストラテジー。日本にカジノができたときに試してみたいなぁと。もう一つは、229ページに紹介されていた不動産投資で実質利回りが10%を超えるかどうか簡単な計算で知る方法。不動産投資をするつもりはないですが、地価とかの相場観を知る上では参考になる指標だなぁと。

興味が湧いたら、是非手に取ってみてください。

 

儲かる物理 ~人生を変える究極の思考力~

『儲かる物理 ~人生を変える究極の思考力~』を読んだ感想

単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: 技術評論社 (2017/11/29)
言語: 日本語
ISBN-10: 477419302X
ISBN-13: 978-4774193021
発売日: 2017/11/29

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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