CATEGORY 読書

『スティル・ライフ』を読んだ感想

『スティル・ライフ』を読んだ感想

バランスが良くとても読みやすい作風 前に読んだ小説が「聖女伝説」だった影響も少なくないんだろうけど、池澤夏樹さんの紡ぐ文章はとても読みやすかった。微炭酸のシュワシュワが心地よいシャンパンを飲んだ気分。具象世界と抽象世界の…

『ネットで「女性」に売る』を読んだ感想

『ネットで「女性」に売る』を読んだ感想

目からウロコの情報がチラホラ 女性には「本来の自分を取り戻す」というプリンセス物語が欲求のベースにある。この事実自体が、かなり衝撃的でした。私はこれまで、こんな風に考えてマーケティング策を練ったことがありませんでしたから…

『未来の年表』を読んだ感想

『未来の年表』を読んだ感想

大人たちは、何かを私たちに隠している このフレーズは本書のあとがきに出てきました。著者が中高生の討論会で女子中学生が言ったセリフで印象に残ったフレーズとして紹介していました。未来の年表を読むと、その「大人たちが隠している…

『カエルの楽園』を読んだ感想

『カエルの楽園』を読んだ感想

以前から気になっていた『カエルの楽園』。問題作とも傑作とも言われて賛否両論になってたため、読書欲を掻き立てられていました。満を持して読んだので感想をまとめておきます。   テレビで報道されているニュースの歪みに…

『聖女伝説』を読んだ感想

『聖女伝説』を読んだ感想

混沌の海に溺れて、もがき苦しむがいい! 30ページくらい読んだときに思ったのが、「この小説、英語に訳せないだろうな」ということ。グーグルの翻訳機能とか、目覚ましい発展を遂げているけど、それでもこの文章は無理だと思う。なん…

『君たちはどう生きるか』を読んだ感想

『君たちはどう生きるか』を読んだ感想

本屋さんで「33万突破!」と帯に書かれていて気になったので買いました。私自身は不惑を迎えるわけですが、いまだに右往左往しているところがあるので、何かしら気づきがあればいいなと期待しながら読み始めました。ということで、感想…

『残酷すぎる成功法則』の感想

『残酷すぎる成功法則』の感想

話題のビジネス書『残酷すぎる成功法則』を読んでみました。個人的に気になった部分をピックアップしつつ感想を書きました。読もうかどうか迷っている方、既に読んだ方の何かしらの参考になれば幸いです。   仕事をゲームに…

『逆襲される文明』を読んだ感想

『逆襲される文明』を読んだ感想

ローマ人の物語の著者がどんな事書いてるのか興味があったから読んでみた 塩野七生さんを知ったのは高校の頃です。成績優秀なクラスメイトが『ローマ人の物語』を読んでて知りました。当時は「それ面白いの?」って思ってたけど、今さら…

『聞き出す力』を読んだ感想

『聞き出す力』を読んだ感想

プロインタビュアーの仕事っぷり プロインタビュアー吉田豪さんが自らのインタビューのときのようすなどをまとめた本。吉田豪という人を知ったのは、名古屋ローカルの番組。ブレイクの兆しが見え始めてたお笑い芸人の有吉さんが、名古屋…

『あこがれ』を読んだ感想

『あこがれ』を読んだ感想

ミス・アイスサンドイッチとヘガティーと 表紙のサンドイッチのイラストが美味しそうだから選んだ本の中に「ミス・アイスサンドイッチ」という話があってビックリした。 「ミス・アイスサンドイッチ」の話ではヘガティーの考え方が大人…

『モチベーション革命』を読んだ感想

『モチベーション革命』を読んだ感想

なぜこの本を手に取ったのか? 私がなぜこの本を手に取ったのかというと、クライアントから「求人についての相談を受けていた」から。採用しても人は集まりにくいし、せっかく採用出来てもなかなか定着しないので常に人材不足に悩んでい…

『SQL実践入門』を読んだ感想

『SQL実践入門』を読んだ感想

読んだきっかけは、ブラックボックスになってしまいがちなDBとSQLについて知る必要性を感じたから CakePHP3でWEBアプリケーションを作っていたときに、ふと「Controllerが肥大化してきたし、この処理はMod…

『ソラリス』を読んだ感想

『ソラリス』を読んだ感想

ざっくりとしたあらすじ 知性を持つ海が存在する謎多き惑星ソラリス。駐在研究者たちは、それぞれの最も会いたくない人の唐突な出現に当惑する。新しくソラリスに送り込まれたクリスの前には、10年前に自らが別れを告げたことで自殺し…

『10倍速く書ける超スピード文章術』を読んだ感想

『10倍速く書ける超スピード文章術』を読んだ感想

フリーランスになって23年間1度も締め切りを破ったことのないライターの指南書 LINEやメールはもちろんですが、仕事をするうえで文章を書くということが当たり前に求められる時代になっています。私はアフィリエイターとして良質…

『プリズナートレーニング』を読んだ感想

『プリズナートレーニング』を読んだ感想

ダンベルもマシンも不要な自重トレーニング 私がこのプリズナートレーニングを読もうと思ったのは、たるんできた体をなんとかしたいと思ったのがきっかけです。ただ、仕事場に引きこもっている時間も多く、納期の近いプロジェクトもいく…

『告白』を読んだ感想

『告白』を読んだ感想

超絶分厚い文庫本842ページ!でもサラッと読めた理由 町田康の『告白』読み終えた。文庫本で842ページと分厚い本。私の中では京極夏彦以来のボリューム感。それでもサラッと読めたのは、作中の時代こそ明治初頭だけど時折現代口語…

『バカは最強の法則』を読んだ感想

『バカは最強の法則』を読んだ感想

マンガは最強のメディアかもしれない 本書の冒頭に『まんがは「最強メディア」である。』という一文がある。何を言ってるんだ?と思っていたけど、この本を読んでみて一理あるかもと思い直している自分がいる。端的に要点だけをまとめて…

『トリツカレ男』を読んだ感想

『トリツカレ男』を読んだ感想

「やるべきことがわかっているうちは、手を抜かずに、そいつをやりとおさなくちゃ」 人は何かに熱中すると「憑りつかれた」なんて表現する。それを地で行くトリツカレ男。見境なく興味を持ったものにトリツカレて、極めては別の何かにト…